反り腰ストレッチは寝ながらでもできる?即効性と治し方の基本を解説

反り腰のストレッチは、布団やベッドの上で寝ながらでも行えます。ストレッチで硬くなった筋肉をゆるめると、その場で腰まわりが楽に感じることはありますが、反り腰そのものがすぐに治るわけではありません。反り腰の治し方の基本は、ストレッチで筋肉をゆるめたうえで、お腹やお尻などの姿勢を支える筋肉を鍛え、正しい姿勢で過ごすことを毎日の習慣にしていくことです。

この記事では、寝ながら・立ったまま・座ったままできる反り腰ストレッチのやり方を、秒数と回数の目安とあわせてご紹介します。即効性の考え方、やってはいけないこと、筋力づくりのエクササイズ、寝方のコツもまとめました。

マシンピラティスのリフォーマーに仰向けになり、フットバーに足をのせてお尻を持ち上げる女性

この記事でわかること

即効性と改善までの期間
その場で腰が楽になることと反り腰が治ることの違いと、改善までに数か月かかることが多い理由
寝ながらできるストレッチ
膝抱え・膝倒し・ももの前側・お尻の4つのストレッチの手順と秒数、寝る前3分のルーティンの順番
治し方の基本
ストレッチでゆるめてから鍛える流れと、ドローイン・ヒップリフト・デッドバグの3つのエクササイズの回数の目安

反り腰のストレッチは、即効性よりも続けることが大切

反り腰は、ストレッチで即効で治るものではありません。ストレッチでその場の腰まわりは楽になっても、反り腰そのものはすぐには変わりません。反り腰の改善には、筋肉をゆるめるストレッチと、姿勢を支える筋肉を鍛えるエクササイズを、習慣として続けることが必要です。

ストレッチをすると、その場で腰が楽になるのはなぜ?

反り腰の方は、股関節の前側やももの前側、腰まわりの筋肉が硬くなっていることが多く、ストレッチでこれらの筋肉がゆるむと、腰の張りが軽く感じられることがあります。ただし、姿勢を支える筋力や、座り方・立ち方のクセが変わらなければ、元の姿勢に戻りやすくなります。その場で楽になることと、反り腰が改善することは別のものと考えましょう。

反り腰は自力で治せる?

反り腰は、ストレッチやエクササイズ、日常の姿勢の見直しを続けることで、自分で改善を目指せます。改善までの期間には個人差がありますが、変化を感じるまでには数か月かかることが多いといわれています。長い時間をかけて身についた姿勢のクセほど時間がかかり、1年以上かけて取り組むこともあります。

日数にこだわるよりも、毎日少しずつでも続けることが大切です。腰の痛みやしびれがある場合は、ストレッチを始める前に医療機関を受診してください。

反り腰のセルフチェック方法と、反り腰になる原因

反り腰かどうかは、壁に背中をつけて立ったときや、仰向けに寝たときの腰のすき間で確かめられます。反り腰の主な原因は、骨盤を前後から支える筋肉のバランスの崩れです。

壁や床を使ったセルフチェックの方法

壁を使う方法と、床を使う方法があります。どちらも、腰のすき間に手のひらを差し込んで、すき間の大きさを見ます。

  1. 壁に、かかと・お尻・背中・後頭部をつけて立つ
  2. 腰と壁のすき間に、手のひらを差し込む
  3. 差し込んだ手のひらと、腰や壁との間にどれくらい余裕があるかを確かめる

床で確かめる場合は、仰向けに寝て膝を伸ばし、同じように腰と床のすき間に手のひらを差し込みます。

差し込んだ手のひらが腰と壁(床)の両方に軽く触れ、手のひら半分ほどが入る程度なら、骨盤がほぼ正しい位置にある目安です。手のひらがすっぽり入り、さらに余裕があるほどすき間が大きい場合は、反り腰の可能性があります。

反り腰の原因になる、筋肉のバランスの崩れ

骨盤は、前後の筋肉に綱引きのように引っぱられて、傾きのバランスを保っています。股関節の前側やももの前側、腰の筋肉は骨盤を前に傾ける向きに、お腹・お尻・ももの裏側の筋肉は骨盤や背骨を支える向きに働いています。反り腰は、このバランスが崩れて、骨盤が前に傾いたままになっている状態です。

筋肉は縮むと、付着している骨を引っ張ります。長く座っていると、股関節の前側の筋肉(腸腰筋)やももの前側の筋肉が縮んだ状態が続き、その長さのまま硬くなります。すると、縮んだ筋肉が骨盤を前傾方向に引き寄せ続け、骨盤が前に傾きやすくなります。

一方で、運動不足などでお腹・お尻・ももの裏側の筋肉を使わないでいると、骨盤や背骨を支える力が弱くなります。前に傾ける力が強く、支える力が弱い状態が続くことで、腰が反った姿勢が定着していきます。

ここからは、縮んで硬くなった筋肉をゆるめるストレッチと、弱くなった筋肉を鍛えるエクササイズを順にご紹介します。

布団やベッドで寝ながらできる、反り腰ストレッチのやり方

寝ながらできる反り腰ストレッチは、布団やベッドの上で、仰向けや横向きのまま行えます。硬い床の上で行うと、腰や背中が当たって痛むことがあるため、布団やベッドの上で行うのがおすすめです。

どのストレッチも、1回20〜30秒を目安に、痛みのない範囲で行いましょう。呼吸を止めずに、気持ちよく伸びていると感じる程度にとどめるのがポイントです。

膝抱えストレッチ(腰まわりをゆるめる)

ベッドの上で仰向けになり、両膝を胸に引き寄せて腰まわりをゆるめるストレッチをする女性
  1. 仰向けになり、両膝を曲げて胸のほうに引き寄せる
  2. 両手で膝を抱え、腰を床に近づけるように、背中を軽く丸める
  3. ゆっくり呼吸をしながら、20〜30秒キープする

2〜3回くり返します。腰からお尻にかけて、じんわり伸びていれば十分です。膝を抱えにくい場合は、片膝ずつ行ってもかまいません。

膝倒しストレッチ(腰からお尻の横をゆるめる)

仰向けで両膝をそろえて片側に倒し、腰からお尻の横をゆるめるストレッチをする女性
  1. 仰向けで両膝を立て、両腕を横に広げる
  2. 両膝をそろえたまま、息を吐きながらゆっくり片側に倒す
  3. 肩が床から浮かない範囲で、20〜30秒キープする
  4. ゆっくり元に戻し、反対側も同じように行う

左右1〜2回ずつ行います。腰からお尻の横にかけての筋肉がゆるみ、腰まわりの緊張がほぐれやすくなります。膝を深く倒そうとせず、倒せるところまでで止めましょう。

横向きで行う、ももの前側のストレッチ

横向きに寝て足首を持ち、ももの前側を伸ばすストレッチをする女性
  1. 横向きに寝て、下側の腕を枕にする
  2. 上側の脚の膝を曲げ、足首を同じ側の手で持つ
  3. かかとをお尻に近づけ、ももの前側が伸びたところで20〜30秒キープする
  4. 向きを変えて、反対側も同じように行う

左右1〜2回ずつ行います。膝が前に出たり、腰が反ったりしないように、お腹に軽く力を入れたまま行うのがポイントです。足首に手が届かない場合は、タオルを足首にかけて持ちましょう。

仰向けで行うお尻のストレッチ

仰向けで片方の足首を反対の膝にのせ、お尻を伸ばすストレッチをする女性
  1. 仰向けで両膝を立てる
  2. 片方の足首を、反対側の膝の上にのせる
  3. 下側の脚のももを両手で抱え、胸のほうに引き寄せて20〜30秒キープする
  4. 脚を入れ替えて、反対側も同じように行う

左右1〜2回ずつ行います。お尻の筋肉がゆるむと、骨盤まわりが動きやすくなります。脚を引き寄せにくい場合は、両膝を抱える膝抱えストレッチで代わりにしてもかまいません。

寝る前3分のルーティンにするときの順番

寝る前に続けるなら、膝抱え→膝倒し→ももの前側の順に、合わせて3分ほどで行うのがおすすめです。仰向けのまま続けて行え、最後に横向きになるだけなので、そのまま眠りにつけます。

順番
ストレッチ時間の目安
1
膝抱えストレッチ30秒
2
膝倒しストレッチ左右30秒ずつ(1分)
3
横向きで行う、ももの前側のストレッチ左右30秒ずつ(1分)

余裕がある日は、お尻のストレッチを足してもかまいません。毎日同じ時間に行うと、習慣にしやすくなります。

立ったまま・座ったままできる、反り腰ストレッチのやり方

立ったまま・座ったままでも、股関節の前側、ももの前側、ももの裏側をストレッチできます。デスクワークの合間や家事の途中など、横になれない場面でも取り入れやすいのが特長です。長く座っていると股関節の前側の筋肉が縮んだままになりやすいため、1時間に1回を目安に行ってみましょう。

立ったまま行う、股関節の前側のストレッチ

足を前後に開いて立ち、後ろ脚の付け根の前側を伸ばすストレッチをする女性
  1. 足を前後に大きく開いて立ち、後ろ脚のかかとを上げる
  2. 骨盤を立てたまま、お腹に軽く力を入れる
  3. 前脚の膝を曲げながら、身体をまっすぐ下に沈める
  4. 後ろ脚の付け根の前側が伸びたところで、20〜30秒キープする

左右2〜3回ずつ行います。上体が反らないように、お腹に力を入れたまま行うのがポイントです。ふらつく場合は、壁や椅子に手を添えましょう。床で行う場合は、片膝立ちの姿勢から身体を前に移しても同じ部位を伸ばせます。

立ったまま行う、ももの前側のストレッチ

椅子の背に手を添えて立ち、足の甲を持ってももの前側を伸ばすストレッチをする女性
  1. 壁や椅子の背に片手を添えて立つ
  2. 反対側の膝を曲げ、足の甲を同じ側の手で持つ
  3. 両膝をそろえたまま、かかとをお尻に近づけて20〜30秒キープする
  4. 脚を入れ替えて、反対側も同じように行う

左右1〜2回ずつ行います。かかとを引き寄せるときに腰が反りやすいため、お腹に軽く力を入れておきましょう。

座ったまま腰を丸めるストレッチ

椅子に浅く座り、背中を丸めて骨盤を後ろに倒すストレッチをする女性
  1. 椅子に浅く座り、足を腰幅に開いて床につける
  2. 息を吐きながら、おへそをのぞき込むように背中を丸め、骨盤を後ろに倒す
  3. 5秒ほどキープしたら、息を吸いながら骨盤を立てた姿勢に戻る

5〜10回くり返します。骨盤を後ろに倒す動きで、反りやすい腰まわりがゆるみます。仕事の合間に、座ったまま気軽に取り入れられます。

座ったまま行う、ももの裏側のストレッチ

椅子に浅く座って片脚を前に伸ばし、上体を前に倒してももの裏側を伸ばすストレッチをする女性
  1. 椅子に浅く座り、片脚を前に伸ばしてかかとを床につける
  2. 背すじを伸ばしたまま、脚の付け根から上体を前に倒す
  3. ももの裏側が伸びたところで、20〜30秒キープする
  4. 脚を入れ替えて、反対側も同じように行う

左右1〜2回ずつ行います。背中を丸めてしまうとももの裏側が伸びにくいため、胸を前に出すイメージで倒しましょう。

反り腰の人がやってはいけないストレッチや習慣は?

反り腰の方は、強く伸ばしすぎるストレッチや、腰を反らせたままの筋トレを避けましょう。よかれと思って続けていることが、かえって腰の負担になる場合があります。やってはいけないことと、その理由は次のとおりです。

避けたいこと
理由
痛いほど伸ばす
筋肉が縮もうとして、かえって硬くなりやすい。気持ちよく伸びていると感じる程度にとどめる
反動をつける
筋肉や関節に急な負担がかかり、痛める原因になることがある
息を止める
身体に力が入り、筋肉がゆるみにくくなる
反ったままの腹筋
腰を反らせたまま上体を起こすと、お腹より腰に負担がかかりやすい
背筋運動のやりすぎ
背中を反らす動きをくり返すと、腰の筋肉がさらに緊張しやすい
うつ伏せで長く過ごす
腰が反った姿勢が長く続き、腰まわりが緊張しやすい
高いヒールを長時間
骨盤が前に傾いた姿勢が続きやすい

筋トレをするときも、腰が反らない姿勢を保てているかを確かめながら行うことが大切です。自己流ではフォームが崩れていても気づきにくいため、鏡で姿勢を確認するのもおすすめです。

反り腰の原因やセルフチェックの方法、ピラティスで気をつけたいエクササイズは、次の記事で詳しく紹介しています。

反り腰の治し方の基本は、ゆるめてから鍛えること

反り腰の治し方の基本は、ストレッチで硬くなった筋肉をゆるめてから、弱くなった筋肉を鍛えることです。ストレッチだけでは、筋肉がゆるんでも骨盤を支える力が変わらないため、元の姿勢に戻りやすくなります。「ゆるめる→鍛える→続けて保つ」の流れで取り組みましょう。

反り腰の改善を目指して鍛えたいのは、骨盤や背骨を支える、次の3つの筋肉です。

  • お腹(腹横筋などの腹筋群):お腹をコルセットのように包み、骨盤と腰を安定させる
  • お尻(大殿筋):骨盤を後ろから支え、前に傾きすぎるのを防ぐ
  • ももの裏側(ハムストリングス):骨盤を下から引っぱり、骨盤の傾きを整える

はじめは、ドローインは5〜10回、ヒップリフトとデッドバグは10回×2〜3セットを目安に、ストレッチのあとに行うのがおすすめです。回数よりも、腰が反らないフォームを保つことを優先しましょう。

ドローイン(お腹の奥の筋肉を使う)

仰向けで膝を立て、お腹に手をのせてお腹をへこませるドローインをする女性
  1. 仰向けで両膝を立て、手をお腹にのせる
  2. 鼻から息を吸って、お腹をふくらませる
  3. 口から息を吐きながら、おへそを背骨に近づけるようにお腹をへこませる
  4. お腹をへこませたまま、浅い呼吸で10秒キープする

5〜10回くり返します。お腹の奥にある腹横筋を使う感覚をつかむエクササイズで、ほかのエクササイズの土台になります。慣れてきたら、座ったままや立ったままでも行えます。

ヒップリフト(お尻とももの裏側を使う)

仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げて肩から膝までを一直線にするヒップリフトをする女性
  1. 仰向けで両膝を立て、足を腰幅に開く
  2. 息を吐きながら、お尻を持ち上げ、肩から膝までを一直線にする
  3. 2〜3秒キープしたら、背中から順にゆっくり下ろす

10回×2〜3セットを目安に行います。お尻を高く上げすぎると腰が反りやすいため、肩から膝までが一直線になる高さで止めましょう。お尻とももの裏側に力が入っていれば、お尻を高く上げなくても正しく行えています。

デッドバグ(骨盤を安定させたまま手足を動かす)

仰向けで膝と股関節を90度に曲げ、片腕と反対の脚を伸ばすデッドバグをする女性
  1. 仰向けになり、両腕を天井に向けて伸ばす
  2. 膝と股関節を90度に曲げ、すねを床と平行にする
  3. お腹に力を入れて腰を床に近づけたまま、右腕と左脚を対角線上に伸ばしながら、手足を床に近づける
  4. 元に戻し、左腕と右脚も同じように動かす

左右交互に10回×2〜3セットを目安に行います。手足を伸ばしたときに腰が床から浮く場合は、伸ばす範囲を小さくしましょう。骨盤を安定させたまま手足を動かすことで、お腹の筋肉を使う感覚が身につきやすくなります。

反り腰の改善を目指すための、寝方と日常の姿勢のポイント

反り腰の改善を目指すなら、寝ている間や座っている時間など、毎日の姿勢を見直すことも大切です。ストレッチやエクササイズを行う時間よりも、日常の姿勢で過ごす時間のほうがずっと長いためです。

仰向けで寝るなら、膝の下にクッションを入れる

仰向けで寝るなら、膝の下にクッションや丸めたタオルを入れて、膝を軽く曲げた姿勢にするのがおすすめです。膝を伸ばしたまま仰向けになると、股関節の前側の筋肉(腸腰筋)が引っぱられて骨盤が前に傾き、腰が反りやすくなります。膝を軽く曲げると、腰と布団のすき間が小さくなり、腰まわりの力が抜けやすくなります。

腰がつらいときは、横向きで膝を軽く曲げて寝る

腰がつらいときは、横向きで膝を軽く曲げて寝ると楽になりやすいでしょう。膝の間にクッションをはさむと、骨盤の向きが安定しやすくなります。うつ伏せは腰が反った姿勢になりやすいため、長い時間続けるのは避けましょう。

座るときは、骨盤を立てる意識を持つ

椅子に深く座り、骨盤を垂直に立てた姿勢を意識するだけで、腰への負担を減らしやすくなります。30〜60分に一度は立ち上がるか、身体を軽く動かす習慣をつけると、股関節の前側の筋肉が縮んだままになるのを防ぎやすくなります。

立つとき・ヒールの靴をはくときに気をつけたいこと

立つときは、お腹に軽く力を入れ、膝を伸ばしきらないように意識しましょう。ハイヒールを長時間はくと骨盤が前に傾いた姿勢が続きやすいため、通勤・移動中はフラットシューズに切り替えるなど、ヒールをはく時間を減らす工夫がおすすめです。

痛みやしびれがあるときは、ストレッチより先に医療機関へ

次のような症状があるときは、ストレッチやエクササイズよりも先に、医療機関の受診を優先しましょう。腰の痛みには、反り腰以外の病気やけがが関係している場合があり、自己判断でストレッチを続けると、かえって悪化させることがあるためです。

  • 足のしびれや、力が入りにくい感じがある
  • 安静にしていても痛む、夜に痛みが強くなる
  • 尿や便が出にくい、もれるなど、排尿・排便に異常がある
  • 発熱を伴う痛みがある
  • 転んだりぶつけたりしたあとから、強い痛みが続いている
  • 痛みがだんだん強くなっている、長く続いている

当てはまる症状があるときは、整形外科などの医療機関を受診し、医師の診断を受けてから、ストレッチやエクササイズを取り入れるかを考えるのが安心です。

マシンピラティススタジオのRintosullのレッスンも、医療行為や治療を目的としたものではありません。急性の怪我や強い痛みがある方、骨粗鬆症・重度の関節炎・心臓病などの疾患をお持ちの方は、医師にご相談のうえご検討ください。

マシンピラティスが反り腰対策に向いているといわれる理由

マシンピラティスのレッスンで、受講者の骨盤まわりに手を添えてフォームを整えるインストラクター

マシンピラティスが反り腰対策に向いているといわれるのは、骨盤を安定させたまま、姿勢を支える筋肉を使う感覚をつかみやすいためです。反り腰のケアに取り入れられることの多い、整体・ジム・マシンピラティスの特徴は次のとおりです。

方法
特徴向いている目的
整体
施術者が筋肉の緊張をほぐし、身体のバランスを外から整える今のこりや張りを楽にしたい
ジム(筋トレ)
マシンやダンベルで、大きな筋肉を中心に鍛える筋力をつけたい
マシンピラティス
スプリングの負荷を使い、姿勢を支える筋肉と身体の使い方を整える姿勢を支える力を身につけたい

マシンピラティスでは、リフォーマーなどの専用マシンについたスプリング(バネ)の本数や強さを変えることで、身体の状態に合わせて負荷を細かく調整できます。スプリングは、動きの補助にも抵抗にもなります。身体の使い方がわかりやすく、正しいフォームを保ちやすいため、自己流ではつかみにくい「腰を反らせずに動く」感覚を身につけやすいのが特長です。

マシンピラティススタジオのRintosullでは、レッスンで動きに合わせて最適なスプリングをスクリーン映像がご案内し、研修を重ねたインストラクターが一人ひとりの動きをアジャストします。会員様アンケートでは、84.8%の方が姿勢に関する変化を実感しています。実感した変化の内訳は、次のとおりです。

実感した姿勢に関する変化
回答した方の割合
日頃から姿勢を意識するようになった
68.0%
姿勢が良くなった
45.6%
体のバランスがよくなった
31.5%
立ち姿が変わった
29.8%
体型が整った
24.7%
骨格が整った
13.2%

※Rintosull会員様への自社アンケート調査結果(2026年8月調べ)。ご入会後半年以上継続し、週に2〜3回程度通っていると答えた方699人の回答を集計(複数回答)。

※84.8%は、「Rintosull継続後、実感した変化を全て教えてください。」という問いに対して、上の6つの選択肢のいずれかを選んだ方の割合です。

ストレッチで筋肉をゆるめることに加えて、普段の姿勢を意識する習慣がつくことも、反り腰のケアを続けるうえで大切です。腰の悩みとマシンピラティスの関係は、次の記事でも紹介しています。

リフォーマーの仕組みや、マシンピラティスとマットピラティスの違いは、マシンピラティスの紹介ページで詳しく解説しています。

マシンピラティスとマットピラティスの違いを見る

反り腰のストレッチに関するよくある質問

ここからは、反り腰のストレッチに関するよくある質問をまとめました。

Q. 反り腰は自力で治せますか?
A. 反り腰は、ストレッチやエクササイズ、日常の姿勢の見直しを続けることで、自分で改善を目指せます。硬くなりやすい股関節の前側やももの前側の筋肉をストレッチでゆるめ、弱くなりやすいお腹やお尻、ももの裏側の筋肉を鍛えることが基本です。ただし、腰の痛みやしびれがある場合は、自己流で続けずに医療機関を受診してください。

Q. 反り腰は何日で治りますか?
A. 反り腰が何日で治るかは一概にはいえず、変化を感じるまでには数か月かかることが多いといわれています。長い時間をかけて身についた姿勢のクセほど、改善にも時間がかかり、1年以上かけて取り組むこともあります。期間には個人差があるため、日数にこだわらず、ストレッチと筋力づくりを習慣にすることが大切です。

Q. 反り腰でやってはいけないことは?
A. 反り腰の方は、痛みを感じるほど強く伸ばすことや、反動をつけたストレッチを避けましょう。腰を反らせたまま上体を起こす腹筋や、背中を反らす背筋運動のやりすぎも、腰への負担が大きくなる場合があります。うつ伏せや、膝を伸ばした仰向けの姿勢で長く過ごすことも、腰が反った状態が続くため控えるのがおすすめです。

Q. 反り腰はどこを鍛えると治りますか?
A. 反り腰の改善には、お腹(腹横筋などの腹筋群)、お尻、ももの裏側の筋肉を鍛えることが大切です。これらの筋肉は骨盤や背骨を支える役割があり、弱くなると反り腰につながりやすくなります。ドローインは10秒キープを5〜10回、ヒップリフトやデッドバグは10回×2〜3セットを目安に続けてみましょう。

Q. 反り腰に効くストレッチはありますか?
A. 反り腰には、硬くなりやすい股関節の前側(腸腰筋)、ももの前側、腰まわりの筋肉をゆるめるストレッチがおすすめです。寝ながらなら膝抱えストレッチや横向きで行うももの前側のストレッチ、立ったままなら股関節の前側のストレッチが取り入れやすいでしょう。1回20〜30秒を目安に、痛みのない範囲で行ってください。

Q. 反り腰を直すにはどんな寝方がいいですか?
A. 仰向けで寝るなら、膝の下にクッションや丸めたタオルを入れて、膝を軽く曲げた姿勢にするのがおすすめです。膝を伸ばしたまま仰向けになると、股関節の前側の筋肉が引っぱられて骨盤が前に傾き、腰が反りやすくなるためです。腰がつらいときは、横向きで膝を軽く曲げて寝ると楽になりやすいでしょう。

Q. 寝ながらできる反り腰のストレッチはありますか?
A. 布団やベッドの上で寝たままできる反り腰のストレッチには、膝抱えストレッチ、膝倒しストレッチ、横向きで行うももの前側のストレッチ、仰向けで行うお尻のストレッチがあります。寝る前に膝抱え、膝倒し、ももの前側の順で行うと、3分ほどで続けられます。

Q. 反り腰に即効で効く治し方はありますか?
A. 反り腰そのものを即効で治す方法はありません。ストレッチで硬くなった筋肉をゆるめると、その場で腰まわりが楽に感じることはありますが、姿勢を支える筋力や姿勢のクセが変わらなければ、元の姿勢に戻りやすくなります。ストレッチで筋肉をゆるめ、エクササイズで支える力をつけることを、毎日の習慣にしていきましょう。

マシンピラティスの体験・スタジオ見学なら、マシンピラティススタジオRintosullへ

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まとめ:反り腰は、寝ながらのストレッチと筋力づくりで改善を目指そう

反り腰のストレッチは、布団やベッドの上で寝ながらでも行えます。ストレッチでその場の腰まわりが楽に感じることはありますが、反り腰そのものを即効で治す方法はありません。膝抱え・膝倒し・ももの前側のストレッチを、寝る前の3分の習慣にするところから始めてみましょう。

反り腰の治し方の基本は、ストレッチで硬くなった筋肉をゆるめてから、お腹・お尻・ももの裏側の筋肉を鍛えることです。寝方や座り方など、日常の姿勢もあわせて見直すと、整えた姿勢を保ちやすくなります。痛みやしびれがあるときは、ストレッチより先に医療機関を受診してください。

自宅でのストレッチやエクササイズは手軽に始められる一方で、腰が反ったままのフォームになっていても、自分では気づきにくいものです。マシンピラティスでは、スプリングで負荷を調整しながら動けるため、腰を反らせずに動く感覚を身につけやすくなります。インストラクターに動きを見てもらいながら、正しいフォームで続けられるのも特長です。

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※効果の感じ方には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

Rintosull編集部
この記事の執筆者
Rintosull編集部
Rintosull編集部

マシンピラティススタジオRintosullのコンテンツ制作チーム

Rintosullのインストラクター・トレーナーとともに企画編集を行いながら、自身もRintosullに通い、ピラティスに関わるあらゆる情報をお届けする心もカラダもストイックな編集部です。
島田絵理子
この記事の監修者
島田絵理子
島田絵理子

ピラティス・ヨガインストラクター/Rintosull公認トレーナー

FTP Basic Reformer Pilates Course 修了/PARAFUSE.国際認定セラピスト 取得

Rintosullでインストラクター育成や研修運営、プログラム開発に携わり、一人ひとりの理想に寄り添いながら、自ら考え成長できる力を育む研修づくりを大切に活動中。

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